NFTに関する疑問にお答えします!

今日の記事は、ある程度NFTの仕組みとか、出品方法はわかってきたという人に向けた内容になっています。

結局なんでNFTを購入するのか。過去にSNSなどに上げたイラストなどは出品してかまわないのか。

出品した時の著作権は?

今日はそんな疑問に答えていきたいと思います。

 

NFTの仕組みに関してはこちらの記事で説明していますので、よかったら見てください。

疑問① なんでNFT購入するの?

 

購入する理由は色々あります。

色々と言うと、答えになっていないので、私の個人的な見解も大いに含みますという前置きの下で、3パターンに分けて紹介します。

 

<1>所有欲求を満たしたい

 

ある意味一番シンプルと思います。

漫画・ゲーム・トレーディングカード・洋服・絵画・家具・家・土地etc…

どんなものであっても自分のもの!と言えることに対して価値を感じると思います。

これがデジタル作品だと、どうも所有している感覚を持ちにくいので、「NFTをなんで買うの?」という疑問が生まれているのだと思います。

その点NFTはブロックチェーンという技術を生かして、「貴方だけのモノ!」ということを

証明してくれます。

当然自分のモノになるので、売ることもできますし、後生大事に保管しておくということもできます。

ただ、残念なことに、デジタルアートの性質上、第三者にも簡単に見られてしまうことが多く、

所有の欲求を満たせている感覚を味わいにくいということは否めないですが…

(※現在公開設定を操作できる仕組みを取り入れたマーケットも出てきています。)

購入にあたって、注意していただきたいのが、日本の法律上NFTアート(無体物)に関する所有権は認められていないということです。(2021年11月現在)

近い将来、法整備は進むと思われますが、現状NFTの取引で取得したから「法的に自分の所有物だ」という話にならないのが現実です。

ただ、取引の当事者間での決めは存在するのでそこに違反するような内容であれば、契約の不履行ということで購入者側の権利は守られるので、特にトラブルになることもないと思います。

<2>投機目的として

 

一つの投資商品として、キャピタルゲイン(資産の購入額と売却額の差額で収益)を狙おうという人たちがいます。

実際、取引流通規模も日々増加していますので、上手く取引していけば稼げる人もいる状況です。

また、将来性のありそうなNFTのプロジェクトに紐づくコンテンツを購入することで、長期的な値上がりを狙うのもいいでしょう。

有名な作家、勢いのあるNFTのイラストレーターの作品は、今後も超高額で取引される可能性がありそうと予想して購入している人もいます。

 

<3>ゲーム・メタバース・SNSアイコンで使用するため

 

最近のゲームだと、キャラクターのデザインや着せ替えができるものが多いですが、

NFTの世界では、ゲーム間をまたいでアバターを使用することができます。(できるようになっていくと思います。)

そのため、自分の気に入ったキャラクター、アバターを購入しておくことで、ゲーム・メタバースをまたいで仮想空間内での”もう一人の僕”を手に入れることができます。

その他にもSNSのアイコンとして使用するなど、汎用性はかなり高いです。

現在3Dデザインも販売されており、仮想空間で実際に歩いたり、簡単なアクションができるものがあります。今後の価格推移が読めないので、今のうちに購入しておくというのも一つかもしれないですね。

(※3Dデザインは規格の変更などで使用できなくなる可能性があるので、購入する場合は今後の動向に注意してください。)

 

疑問② 過去にSNSに上げたイラストは上げて問題ないか。

 

結論:問題ないです。

勿論当然のこととして、自分で描いたオリジナルのイラストというのが大前提になります。

過去に描いた絵であってもあなたの下に著作権があるものについては、販売することは可能です。

  

すでにSNSにアップロードしている絵は、勝手にアイコンとして使用されたり、ダウンロードして、友達に送信されている可能性があります。

書いた当時に無料で配布しているようなケースだと、すでに取得していた人が使用する範囲での権利は認めていることになります。

(無断ダウンロードはこの限りではないですが、私的利用と認められる範囲では特に取り締まれないのが現実)

勝手にNFT化されて販売収益された場合や、NFTとしなくても絵を勝手に販売収益されている場合は、著作権の侵害として請求できるものと思います。

 

本来NFTアートを販売して使用権を売ることで収益できる可能性があったわけなので、今後はそういう意味でネットから拾った画像をアイコンなどに使うのも難しくなっていく可能性があります。

(※法律に関しての詳細は、必ず弁護士など専門家にご確認ください。)

 

疑問③ 著作権は移転するのか

結論:移転しない(著作権の移転についても契約上で含む場合はその限りではない)

 

トレーディングカードを持っていても、トレーディングカードに描かれているキャラクターの著作権を持っている訳では無い。というとイメージしやすいのではないでしょうか?

同様に、NFTの絵画を持っているからと言ってその絵に描かれている情報の著作権は譲渡されている訳では無いと言えるでしょう。(著作権も譲渡するような契約であればその限りではない可能性がありますが、大手プラットフォームでも著作権は作者に帰属するケースがほとんどです。)

結局、作者と購入者の間で、その絵やキャラクターを使ってどこまで権利を容認するかというところが焦点になります。

二次創作をしても問題ないか、購入した絵をTシャツのデザインに使用して販売しても良いか。

こういった作品を使用して収益を得るような場合は、作者に許可を取る必要が出てくるでしょう。

(※詳細な権利関係や、実際の取引に関する相談は弁護士に確認してください。)

 

例えば過去にSNSで誰かが投稿していた画像を拾ってきて、勝手にNFTとした場合どうなるかですが、

・他人の著作物で勝手にNFTを作る。(←ここまでは特に罰せられることはない。私的利用の範囲にとどまると言える可能性があるから)
・作成したNFTを販売して収益を得る。または無料で配布する。(←著作権の侵害に当たる可能性が非常に高い。)
 

少なくとも、ブロックチェーンの技術で過去まで追って特定されてしまうので、不正に得た収益、与えた損害を遡って請求されるといったことが起きてくると思います。今まで顕在化してこなかったデジタルアートでの不正利用は減っていくと思うので、ブロックチェーンの仕組みには期待したいですね。

作者にとってはかなり優しい世界になっていくのではないかと思うので、

不正利用されず、適切に権利が保護されて、さらにアートが二次的に販売された場合(俗に言う転売)でも、著作者にしっかり利益配分される仕組みになっていくことも可能なので、今後のNFTアートの発展には期待が持てますね。

 

最後に

 

現在、デジタル化が著しく進み、従来の法制度ではカバーできない部分があることも事実だと思います。

新しくコンテンツを生み出すことは非常に難しい反面、創作物が軽く見られてしまう傾向を感じている人もいるのでないでしょうか。

NFTと言う形にすることで、使用する権利を持つ人、著作物を作成した人がきちんと守られて、不利益を被らない状況が生み出せるのではないかと思います。

 
デジタルコンテンツとして購入してその素材、コンテンツの所有権を持たないと行けない事になる時代がNFTの普及によって著しく進むことになると、現在の価値でアートの所有権、作品の所有権(使用料)を確保することは難しくなる可能性があります。
今NFTアートを購入するのは、そのための先行投資とも言えますね。
 

・使いたいデジタルアートを権利関係で使えなくなるリスクに備えるために今のうちに購入。

  
・形が無いために、これまで価値が蔑ろにされてきたものに対して、価値の正当な評価軸が与えることになるので、デジタルアートの相場が上がっていくと予想しての投機。

 

・権利者の利益享受の阻害要因を排除出来るNFT市場の拡大・将来性を見込んでの投資。

 

デジタルアートへの期待が高まっていることが投資の背景と解釈して大きく間違いはないと思います。

特に直近1年くらいで、著名人の参加、有名なコンテンツNFT化が進んでおり、現在も多くの企業が参入を目指しています。

Facebookが社名を変更して、メタバースに力を入れるとニュースになったのはまだ新しい話と思います。
法的な整理がされていないことを懸念して参入していない有力なコンテンツもあるので、今後の動向はまだまだ分からないですが、

周りが始める前にちょっと一足先に始められるのは今です!
 

わからないからこそ面白い!

最近私自身も、NFT・ブロックチェーン・メタバース・Defi… 色々と触れていますが、

やはり新しい技術や発想に触れると自分の世界観も変わってきます。

 

わからないからこそ先行者利益が狙える反面、飛び込んだけどバブルのように弾けて大きく損をしてしまう人もいる世界ですが、

しっかりと調べて、自分なりにNFTという市場と向き合うと非常に面白いことが沢山あります。

 

今後も、暗号資産・仮想通貨に関連する話題を発信していく予定です。

次回の記事もお楽しみに!

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。

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